カナダ戦(8/7)終了後、宇津木ヘッドコーチインタビュー全文 / WBSC世界女子ソフトボール選手権大会 予選リーグ
2018.08.07

ーーーーー2-0で守り勝ちましたが今日の率直な感想は?
 
厳しい試合が来ると予想していました。やっぱりカナダも今日の一戦勝たないと上位に入らないので、恐らくエースが来るんじゃないかなと思ってました。そういう意味で今日のソフトは守るしかないねって。どっちか先にエラーが出た方が負けるんじゃないかなと思ってました。
点数を先にとっていれば、上野・エースが出ているので、先に取ってよかったです。

 
ーーーーー上野投手が無失点ピッチング継続されましたけど。
 
初回は何回も下が滑ったって話してました。慣れてないとも。一回雨でストップして、本人と話しをして、もう少し自分のピッチングを大胆にして、思い切り三振とりに行った方がいいんじゃないかという話をしました。そのとおりになって良かったと思います。

 
ーーーーー一方で打線が相手投手のチェンジアップに苦しんでいたかと思うのですが、

そうですね、あのピッチャー昔から攻略できてなくて、実は先月アメリカのUSカップで一回攻略できたので、まさか今回来ないかなと予測してきたけど、きたので。夜ですし、なかなか暗いですから。言い訳になるかもしれませんけど、ボールをリリースした瞬間に見えなかったということもあって、少しずつこれからもそういうピッチャーがいるってことでしっかり対応していかないといけないと思います。ただ、国内になかなかこういうタイプのピッチャーがいないので、海外いっても1年2年に一回しかあたらないので難しいは難しいですけど、これからちょっと打つだけじゃなくて色んなことやっていくっていうのを考えて、これから練習していきたいなと思っています。
 
 
ーーーーー最後になりますが、明日グループリーグ最終戦ですけど意気込みについて
 
そうですね、ここまで来たら勝たないといけないというより、本当にここは通過点として、明日、グループリーグで最後の一戦ですから、しっかりと自分のチームのリズムに乗って、自分たちのプレーをして勝ちたいと思います。
 
 
ーーーーー山崎さんの打席(得点シーン)、走者・河野さんも市口さんもかなり早い足を見せたかなと思うのですが、あれはチームとして目指している姿なのですか?
 
そうですね、今日は足で崩していかないといけないなと。向こうのキャッチャーもいいキャッチャーで、座って投げれるので。今日は雨ですし、遅いチェンジアップですから。ギリギリでセーフになれる選手はそれぐらいしかいないので、そういう意味で走らせました。

 
ーーーーーそういう意味では、ここぞとばかりにサードコーチャーにいた監督にとってはチャンスと思っていたんですか?
 
そうですね、やっぱり足…。これからもそうですけど、大事な試合の時に足が速い選手が出てくれたら色んな意味でやりやすいところがあるんじゃないかなと思います。特に相手のピッチャーのボールは大体早いですから、盗塁するのはやっぱり難しいですけど、今日はあのピッチャーのチェンジアップを計算したらやっぱり走れるので、思い切り走らせました。

 
ーーーここまで千葉出身・濱村さんの登板がない…
 
初日の練習の前の日に走った時に、千葉だから何ってことはないですが…体に違和感があるという話で、この後のアジア大会も彼女と上野と藤田の3人しか入っていないので、そういう意味で、大事にいこうかなと思っています。正直に言うと、世界選手権は上野にしても藤田にしても、勝俣にしても、一試合投げれるピッチャーですので、まぁ予測しながら4人のピッチャーを入れました。本当は3人で十分ですから、ケガがなければ。今思うと、4人入れて良かったなと思います。

 
ーーーー3人だと大変なのかなと思うのですが、そんなことないですか?
いや、全然。大丈夫です。問題ないです(笑)

 
ーーーー河野さんのスタメン起用の意図は雨と、それもあって足を使いたいという?
そうですね、足と。あとはやっぱり今日、雨ですから、守備を固めていかないといけないなという感じがしたので、そこですかね。
 
 

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