ベネズエラ戦(8/6)終了後、勝股美咲インタビュー全文 / WBSC世界女子ソフトボール選手権大会 予選リーグ
2018.08.06
 
-----まず試合を振り返っていただいて、率直な感想はいかがでしょうか?
 
やっぱり自分の課題はこう…、立ち上がりがやっぱり弱いなっていうのはほんとに今日の試合通して思ったことと、でも今日は途中からしっかり立て直して、チェンジアップが入らなかったんですけど、そこをしっかり修正して、最後まで投げきることができたのは良かったかなと思います。

 
-----初回とおっしゃってましたけど、初回ランナーを出したところで今大会日本代表として初失点を喫しましたけども、その1点を取られた時の心境というのはどのようなものだったんでしょうか?
 
やっぱりこれまでの予選、先輩方もずっと無失点に抑えてきてたので…、やっぱそのまま、無失点のまま決勝リーグに進みたいなと思っていたんですけど、1点取られてしまったというのはほんとに…、悔しいのもあるんですけど、でもやっぱそこで投げきれなかったっていうのはもっと、もっともっと…、練習していかなきゃいけないなと思いました。

 
-----点を取られた直後に山本選手のホームランでリードをもらって、その後、3回に失点してしまったということで、その辺はその時点では何か考えられたのでしょうか?
 
うーん…(長い間)、先輩方なら点を少し取られても、やっぱりこう、打ち返してくれる力があると思ったので、そこはもう自分との闘いだなと思ってずっと投げてたんですけど、3回に1点取られてしまったっていうのは、まだ立て直せてなかった自分がいたので、もっとこう失点をする前にもっと早く立て直して抑えていけるようにしなきゃいけないなっていうのはすごく感じながら投げてました。

 
-----ただ、その後再び藤田選手のホームランで大量点もらって、そこからほんとに素晴らしいピッチングで11奪三振ということですけども、点をもらった時・リードしてる時と接戦の時っていうのは、自分の中で気持ちの面で違うものですか?
 
そうですね、やっぱり点数をたくさん先輩方が取ってくださったので、心の余裕があったかな…っていうのはすごく感じました。

 
-----技術面で今日の試合、課題と言いますか、自分の中で見つかったものがあれば教えていただきたいんですけど。
 
やっぱり一度対戦しているチームとだったんですけど、前はライズボールでしっかり抑えられたんですけど、やっぱり相手も工夫はしてくるので、その分ストレートを低目、アウトコースの低目にこう投げきるっていうのができてなかった分、やっぱり打たれてるところもあったので、そこは課題かなって思ってます。

 
-----この後、予選リーグはカナダ・オーストラリア、それ以降は決勝トーナメントとかなり難しい相手が続きます。明日以降の試合への意気込みと、一言いただければと思います。
 
明日以降の2戦はほんとに決勝リーグに繋がるすごい大切な試合になってくるので、1イニングでも良いので、投げさせていただける機会があったら、そこはしっかり責任をもって投げきりたいと思いますし、今日もたくさんの方の声援があって頑張れた自分もいるので、応援に来てくださってる方々に最高のプレイをお見せできるように、また明日からも頑張っていきたいと思います。

 
-----立て直したという点では、イニング間、コーチからいろんな話されて、そのイニングでいろいろな反省をってことだと思うんですけど、どんな話だったんですか?
 
ライズボールがやっぱり1番の武器なので、最後にそれで抑えるには、チェンジアップをしっかりストライク入れなきゃいけないのと、やっぱり低目へのストレートのコントロールをもっと意識しなさいっていうアドバイスをいただいて、そこで修正をして立て直して、あとチェンジアップが決まるようになって、だんだん抑えれるようになってきたっていう感じでしたね。

 
-----世界選手権、やっぱりいろいろ悩みながらとか、いろいろ考えながらやってるようにも見えます。どうですか?この世界選手権?
 
やっぱりなかなか強いチームっていう、強いチームに投げさせていただける機会はないんですけど、その分今日とか、この前投げさせていただいた試合の中で自分が投げきるっていうのが一番の自分の役割かなって思っているので、今日危ないところもあったんですけど、そこは先輩方が助けてくださったので、あとは自分を信じてしっかり。やっぱりチームの力になりたいってすごく思っているので、その分ちょっと失点をした時とかどうしようってすごい思うんですけど、でもやっぱりチームの勝利に貢献したいっていう気持ちで一戦一戦、戦っているので、今回7イニング最後まで投げさせていただけたっていうのはほんとに嬉しかったです。

 
-----成長は実感できてますか?
 
そうですね、打たれながらいろいろ自分でも学ぶことはできているので、その学んだことを次に活かせてる部分もあるので、少しずつ…ちょっとは成長してるかなって思います。

 
-----チェンジアップの修正って、どういうことで修正してチェンジアップが入るようになったんですか?
 
マウンドがこうちょっと投げ上げだったんですけど、その分もっと低く投げなければバッターの手元で届いたときに高めに浮いてしまうので、もっとリリースの位置を低めにしたりとか、そういうので修正しました。

 
-----立て直そうとしているところの中で、先輩たちからの声を掛けられたと思うんですけど、どんな言葉が気持ちを奮い立たせてくれました?
 
もっと堂々と投げなさいって(笑)。<会場笑い>
オドオドしてちゃやっぱり最後まで投げきれない、大事な場面で投げきれないので、もっと自信をもって投げきろうって思って最後まで投げきりました。

 
-----ちなみに、それは誰からの?
 
優さんです(笑)山本選手です。

 

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